これらのことにお悩みの方は多いのではないでしょうか?
「歯がグラグラする・・・」
「歯ぐきが、2~3日前から急に腫れて痛くなってきた」
「歯ブラシをしたときに歯ぐきから血が出る」
「歯がグラグラして、前歯にすき間が空いてしまった」
「口臭が気になるんだ・・・」
これらのことにお悩みの方は多いのではないでしょうか?
これら全て歯周病が原因かもしれません。
みなさんはそもそも歯周病がどのような病気なのかご存知ですか?
歯周病とは
歯周病とは細菌の感染によって歯茎に炎症が起こる病気のことです。歯周病が進行すると歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けて歯がグラグラして抜けてしまいます。
この溶けてしまった歯槽骨は元に戻るのでしょうか?
・・・残念なことにもう元には戻らないのです。
しかも歯周病は虫歯のような痛みはないので「気がついた時にはすごく進行していた」なんてことがよくあるのです。
ですので歯を失う一番の原因が虫歯ではなく歯周病と言われているのです。
歯肉の腫れや歯磨きの際の出血等の症状は正常な状態では起こりません...少しでも異変を感じたら早期発見・早期治療のためにも歯科医に相談しましょう。
歯周病の原因
歯周病になる直接的な原因は歯の表面に付着する歯垢です。
歯と歯茎の境目に歯垢が溜まると細菌が繁殖して歯茎に炎症を起こします。
その歯垢を取りのぞくために毎日のハミガキがすごく大切になります。
歯周病になりやすい人
歯磨きがしっかりできていない人
歯を磨く時間が短かすぎたり、正しく磨くことができていない方はお口の中に歯垢が溜まり細菌が繁殖してしまいます。そのため歯周病になるリスクが高まります。
喫煙者
タバコに含まれるニコチンの影響で血管が収縮されて血流が悪くなります。すると酸素や栄養素が行き届かなくなり、歯茎の健康状態が悪化し、歯周病菌に感染しやすくなります。禁煙は歯周病予防のために非常に効果的です。
口腔内が乾燥している人
口腔内が乾燥すると免疫を担う白血球の機能が低下し、歯周病菌が増殖してしまいます。鼻呼吸を心掛け水分をこまめにとることが対策の1つです。
歯並びが悪い人
歯並びが悪い部分はハブラシの毛先が届きにくくなるので、磨き残す可能性が高くなります。歯が重なる部分にはフロス等を使用し、追加のケアを行いましょう。
歯ぎしりや食いしばりをしている人
歯ぎしりや食いしばりをされている方は歯や歯を支える歯周組織に対して負担を与えてしまっています。歯茎が炎症を起こしやすくなったり歯槽骨の吸収を促進させたりします。また、歯周ポケットが深くなることもあるので細菌が入りこみ歯周病になるリスクが高くなります。無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをしている方もいらっしゃいますので心あたりのない方もご相談ください。
ストレスが多い人
ストレスは全身の免疫力を低下させ、歯周病を引き起こしやすくします。
妊娠中の人
妊娠中は女性ホルモンが増加し、その女性ホルモンを好む一部の歯周病菌が増えることで歯茎が腫れやすくなります。無理をせず、安定期(16~27週)に入ったら歯科検診を受けましょう。日々の口腔ケアも重要です。
糖尿病
糖尿病になると血糖値が高くなるので唾液の分泌量が減り、口腔内が乾燥します。すると、白血球の機能が低下し歯周病菌が増殖します。そのため糖尿病の人は歯周病になりやすいのです。逆に歯周病になると血糖値をコントロールするインスリンの働きを弱めてしまうため、血糖値が上がり、糖尿病になってしまいます。このように糖尿病と歯周病には密接な関わりがあるのです。どちらも生活習慣病であり、多くの人がリスクを抱えています。それぞれの病気の要因や関係性を知り、予防を心掛けましょう。
歯周病の予防
① 正しい歯磨き
まずは毎日の歯磨きがなによりも一番大切です。ただ磨くのではなく、正しい持ち方、動かし方で歯垢を取り除く必要があります。
② 定期的な歯科検診
1~3ヵ月に1度、定期的に通っていただければ、自覚症状がなく進行してしまう歯周病でも初期の段階で気づくことができます。またセルフケアでは取り除けない歯垢や歯石の除去、正しく磨けているか歯科衛生士からチェックも受けることができます。
③ 生活習慣を整える
- 食事・睡眠・喫煙など見直してみましょう。
- 栄養バランスを考え食事を摂り、過度な飲酒も控えましょう。
- 質の良い睡眠をとり、心も体もリラックスさせましょう。
- 禁煙しましょう。歯周病治療をしてもタバコを吸っていると歯周病が改善しにくくなります。
まとめ
歯周病は誰でもかかるリスクがあります。30才以上の方の8割がかかっているといわれています。
歯周病の直接的な原因は歯垢(磨き残し)です。毎日歯磨きを丁寧に行い、予防しましょう!
おくちの健康を守ることは身体の健康を守ることにもつながります。
歯周病の早期発見・早期治療のためにも歯科検診を定期的に受けましょう。