紫外線の種類とその対策について
梅雨も空けて、毎日蒸し暑い日が多いのですが、晴れの日は太陽の日差しが気になりますよね。
紫外線は春先から強くなり始めますのでこの季節は紫外線に注意が必要です。
何といっても美肌美白の敵ですから。
その紫外線ですが、3種類あります。UV-A、UV-B、UV-Cです。
UV-Cはオゾン層で吸収されるので、地上に届くのはUV-A、UV-Bです。
肌が赤くなる日焼けはUV-Bで肌が黒くなる日焼けはUV-Aによるものです。
UV-BはUV-Aの1000倍以上の作用がありますが、地上に届くのはほんの少しの量なのです。
私たちが浴びている紫外線の90~95%はUV-Aで肌の奥まで到達して様々な肌トラブルをもたらします。
そこでタイプ別で説明します
肌が赤くなる日焼けタイプ
肌が白く敏感肌や乾燥肌の人に多いです。日焼けした後は肌が軽いやけどしたような炎症状態になっています。
東洋医学では体のバリア機能を司る肺が弱い状態と考えます。
肺を強くして炎症している肌をクールダウンし、潤いを持たせましょう。
おススメ食材は、ハト麦、アボガド、白きくらげです。
体内にこもった熱を冷まし、渇きを潤しながら疲労回復する豆乳、ほてりを鎮めて水分を補い、肌の乾燥を改善するレモンもおススメです。
肌が黒くなるタイプ
くすみやすい人、紫外線を吸収しやすい人に多い。
日焼けした後はメラニン色素が沈着して皮膚が褐色づいた状態になっています。
東洋医学では「?血」(おけつ)によるもで、血液を浄化する「肝」が弱った状態だと考えます。
肝を強くして、血液を浄化し、血のめぐりを良くしましょう。
おススメ食材は血を浄化する、セロリ、トマト、バルサミコ酢
血のめぐりをスムーズにする黒きくらげ、
血や肌の潤いを補うしめじ
日焼け止めの表示でSPFやPAという表示があります。
SPFはUV-Bのカットする力を数値で表示しています。
例えばSPF30とは20分×30=600分と考え10時間UV-Bを抑制できます。
PAはUV-Aの防止効果を表し、強い方から++++、+++、++、+の4段階で表します。
これらの知識を使て賢く紫外線対策を取ってくださいね。