西日本を襲った豪雨について + 梅雨の不調を予防するために
大雨が西日本各地を襲いましたが皆様のご家族様やご友人様はご無事でしたでしょうか?
本当に凄い雨でしたね。どこにこんなに水があるのかと思うくらい何日も降りましたね。
さすがの阪急電車も雲雀ケ丘花屋敷から以降の宝塚方面は運休しておりました。
そのために普段混んでいない道でも大渋滞。
その様子は阪神淡路大震災の状況が頭をよぎったほどです。
当院でも電車通勤のスタッフは帰宅難民になってはいけないので帰っていただきました。
患者さんも渋滞することを考えて早く家を出て来院してくださっている方や雨にも負けず来院してくださったり実際に多くの患者さんが来院してくださいました。医院はご予約いただいている患者さんが多数おられますので休診にはできません。スタッフの中に普段自転車通勤おります。そのスタッフがあり難いことに協力して診療を手伝ってくれたので来院してくださった患者さんにご迷惑おかけしつつもなんとか診察をする事ができました。
お蔭さまでこのような状態の時でも忙しくお仕事をさせて頂けたことは本当に嬉しいことです。協力してくれたスタッフも大雨なので本当は家でいる方が不安が少なかったと思います。本当に協力ありがとうございます。帰宅していただいたスタッフも石橋駅までは頑張って出勤してくれていました。こんな雨でも実習生さんも勉強しようとやってきてくださっていました。
患者さんも大雨でも約束を守ろうと来院してくださったり、電車が止まって来院が難しいなどの連絡をわざわざくださったり、大渋滞の中来院してくださろうと何回も電話くださる方がいらっしゃいました。こんな事があったお蔭で普段気づかない大切なことに気づくことができました。
本当にあり難いことだなあと思えた日でもありました。スタッフ並びに患者様本当にありがとうございました。今回のあり難いことを胸に刻み頑張りたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします。
ところで梅雨のこの時期は年齢に関係なく体の調子が悪いと感じる方が多いです。これは湿度が高いために体の余分な水分が体外に排泄されにくいために特に下半身にむくみとなって表れます。この季節は、ねっとりした停滞しやすい性質が強いために改善しにくいのです。
脾臓は体に湿があると体内の消化吸収と水分代謝が上手く働かないため梅雨にお腹の調子が悪くなり、下痢をしたり、食欲不振になってしまいます。
又考えすぎたり思いすぎたりすると、消化吸収が悪くなり、栄養素の吸収が滞るために倦怠感や動悸、不安、不眠などの症状がでます。
そのためにも病気を引き起こしやすい感情から気分転換していくことが大切です。
食養生としては、柔らかい物、温かいもの、脂質の少ない物を好みますので、自然の甘味(かぼちゃ、芋類、穀類)には滋養強壮作用や痛みを和らげる作用があるので疲労や胃痛がある時には有効です。
冷たい物や硬い物、味の濃い物、脂肪分の多い物は嫌いますのでジュース、ビール、生野菜、揚げ物には注意が必要です。