一年のリズムも持つ体内時計について
お久しぶりです。寒い日が続きますが、皆さん体調など崩されてはいませんでしょうか?
外と室内との温度差などもあり、着るものにも悩みますね。
ところで、このブログでも度々話題に出ていた健康管理士1級の試験の結果が、先日発表がありました。
何と、無事合格することが出来ました!!これから学んだ知識を医院でも患者さんにお伝えしていこうと張り切っていきますのでよろしくお願いします。
という事で、前回の続きからです。私たちは体内時計を持っていて、それに従って生活をしています。
一日の流れだけでなく、一年の流れも同様に体に組み込まれています。
四季のある国では春が始まり。
朝の時間の過ごし方でその一日が決まるように、春の養生がその年の健康を左右するようです。
冬は気温が低いので交感神経が活発に働くのですが、春は少しずつ暖かくなるのと同時に副交感神経が優位になってきます。そのために時差ボケのような状態になってくるので、眠気を感じやすいのです。
又気候や環境の変化が多いのでストレスがかかるため不調を起こしやすいです。
不調を起こさないためにもメリハリのある生活送り、体内リズムを整えていくことが大切です。
春の養生として、たらの芽やふきのとうを取ることが良いでしょう。
苦みやえぐみの元となるアクには抗酸化作用のあるポリフエノール類が含まれているのでアクを抜きすぎないように調理しましょう。但し苦味には熱を鎮める作用があるので、体を冷やしてしまうので摂りすぎには注意が必要です。
酸味のある食べ物(イチゴ、オレンジ、ヨーグルトなど)もおススメで、イライラを抑え眼の疲れを癒し、眠りを深くして、胃腸の働きを高めてくれる作用があります。
逆にショウガ、ネギ、黒コショウなどの辛い物は春にはイライラが強く出やすい食べ物です。
冬の間に蓄積された脂肪や老廃物を排泄し、活動モードに切り替えていきましょう。
春に起こりやすい体の不調の中にうつ病があります。
季節の変動でおこるうつ病は繰り返しやすく、再発しやすいので注意が必要です。
軽い運動や入浴で汗をかいたり、香りのある野菜や柑橘類を食事に取り入れるのがおススメです。
春の不調には花粉症があります。
花粉症で鼻水が止まらない時は長ネギやショウガをとるのが良いでしょう。
鼻づまりには葛やハッカ
眼の症状には菊花やクコの実
喉の症状にはシソや銀杏、ユリ根など
体の症状に合わせてとってみてくださいね。